渚にて

旅行、音楽、読書、日常の雑記をつれづれに。

ぼうけんのしょをひらきますか?/2015上半期の私(ライブ、演劇etc)

最近は仕事で疲れすぎて、こんなまとめ日記を書くのですら一週間がかりなのですが、それでも書き残したいことは山のようにあるのです。
あっという間に上半期が過ぎて行って色々と忘れそうになるので、思い出しておきたいこと。




1月:Asgeir@恵比寿リキッドルーム
       ソ連の年賀状展@本郷mitte
去年のフジ以来念願のAsgeir単独に行ってきた。このために半年を生きてきたんだなあ…。会場内で傍にいた人がライブが始まってもうるさくて少々がっかりしたんだけど、Asgeirの生声が近くで聴けて嬉しかった。
直前のライブで確かオーストラリアにいて、結構ハードスケジュールだったからちょっと疲れ気味だったかな?合間に言葉もあまり入れず、淡々と歌い続けていた。
アルバムもまだ一枚しか出ていないので、収録曲とカバー曲をやったらもう手持ちがなくなってしまい、意外なくらい早く終わった(もっと聞いていたかった)。
テンポは全体に緩やかなので、起伏を求める人にはやや物足りないかもしれない。でも、Dreamingが流れた時の清らかさたるや…

そういえばアイスランドってタトゥーが割と盛んになっているようなんですが、Asgeirの腕のきれいな墨も国内のお店で入れたのかな。

(100歳の華麗なる冒険、FRANK、365日のシンプル・ライフ、トム・アット・ザ・ファーム、ベイマックス
2月:(トッキュウジャーVSキョウリュウジャー、6歳の僕が大人になるまで、百円の恋、フォックス・キャッチャー)
3月:トーベ・ヤンソン
   ビクターロックまつり@幕張メッセ


ビクターロックまつり、星野源が出るというので決めました。
ほかの面子もレキシ、ハナレグミスガシカオ斉藤和義となんだか懐かしい顔がたくさん…(笑)。ずっと知っていたけど生で見たことが案外なかったミュージシャンたちなので、これもいい機会だと思った。
レキシは「狩りから稲作へ」でいけちゃんが稲を振りながら歌ってて、終わった後にゴミ箱にたくさんの稲わらが刺さっていて笑った。斉藤和義は知っている曲ばかりを歌ってくれて、サービス精神にあふれていた。興味本位で見たキュウソネコカミも思った以上に楽しくてよかったな。
そして星野源!春先に「Crazy Crazy」を聞いてから、「もう絶対に生で聴くぞ」と決心していたのだ。
以前にも星野君はロックまつりに出る予定だったらしいけど、病気のためにキャンセルになってしまったそうだ。今回はリベンジの大トリ。
静かに始まったかと思いきや突如「地獄でなぜ悪い」をぶっ放し、病気で倒れた時の曲「化物」、アンコール前のラストは「夢の外へ」。
観客に「うんこー!」とコールをさせて踊らせてとやりたい放題(楽しい!!)。
アンコールではCDのおまけDVDでも披露していた布施明の偽物「ニセ明」姿で登場し、「君は薔薇より美しい」を歌い上げた。
きらきら光るステージと、楽しそうだがもはや一体誰だかよく分からない長髪グラサン派手スーツの星野君を見ていたら、病床時にファンクと歌謡曲ばかり聞いていたという話を思い出してふと目頭が熱くなり、(ああ、この人は音楽に支えられてこのステージに舞い戻ったんだな。本当にまた歌えてよかったなあ)と嬉しくてたまらなくなった。
幕張の春の夜は風が強くてまだ寒く、ほかほかしたステージを背に、外に出るなり薄いダウンを被ってホテルへと早足で帰った。

4月:Soley&Sin Fang@渋谷O-nest
まさかAsgeirと同じ年に見られるとは思わなかったSin Fang。次はいつ見られるか分からないので、さっさとチケットを取って渋谷へ向かった。SoleyもSin Fangももともと同じSeabearのメンバー同士。可愛いSoleyちゃんのライブも見ていたかったが、途中体調が悪化していったん外のバーへ。
舞い戻ってSin Fang。まるで魔法みたいに音で遊ぶ人だった。(セットリストはうろおぼえ)
それまで会場の外周で見ていたのをステージ近くまで動いて、近くで聴いていた。
終了後、バースペースにいたらごく自然にSin FangのシンドリとSoley、メンバーたちがやってきてお酒を頼んでいた。海外ファン?の人たちはすぐに声を掛けていたけれど、周りの人たちはそわそわとしてなかなか声をかけられない。私は買ったばかりのCDのビニールを破きながら、ペンを持っている人をきょろきょろと探していた。何とかペンを借りるとシンドリにサインをお願いした。シンドリはTシャツにも書いてあった、不思議なピラミッドの絵をぐりぐりとジャケットに描いた。写真も一緒に撮れた!!


白いTシャツがシンドリ。みんな写真を撮るのを待っていた
夢みたいだったな、と思いながら帰りは恵比寿まで歩いた。立ちよったタイ料理屋のパッタイをビールで流し込んで、シンドリはいい人だったなあと思い出していた。

5月:(君に泳げ!)
6月:ポルトガル
7月:(マッド・マックス 怒りのデス・ロード ×2)
8月:(ジュラシック・ワールド、野火、ミッション・インポッシブル ローグ・ネーション)
9月:演劇『ウーマン・イン・ブラック』
目の前を勝村政信岡田将生が駆け抜けていった…。


映画は『博士と彼女のセオリー』『イミテーション・ゲーム』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』などなど大物を見逃しているので、半ばはあんまり熱心に行ったとはいえない。
だけどそれぞれに面白かったな。ことし見たので一番楽しめたのは、マッドマックスとミッション・インポッシブルでした。365日のシンプル・ライフも、あの映画を見てから一カ月くらいは部屋を整理できていたよ(後は聞かないでください…)。
映画に関してはここではあんまり詳しく書きません。でもごり推す。見てね。

■365日のシンプル・ライフ
彼女にふられ、全ての持ち物から離れることにした主人公。家財衣服一式を倉庫に詰め込み、一日ごとにわずかな持ち物だけを持ってくるルールを決める。
一緒に見た知人の感想「彼女ができてよかったね…」

■マッド・マックス 怒りのデス・ロード
荒廃した地を彷徨う孤高の男マックス。水のある土地を牛耳る男イモータン・ジョーに捕らわれた彼は、ジョーの部下である将軍フュリオサの謀反に巻き込まれる。壮絶な追跡の果てに彼らが見るものは。
スタントがお前らはシルク・ドゥ・ソレイユか!!!という凄まじさで度肝を抜かれた。最初から最後まで駆け抜ける映画だぜ…大好き

■ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション
謎の多国籍スパイ組織『シンジケート』を追っていたイーサン・ハント。しかし敵の罠に落ち、時を同じくして母体組織も解体されて孤軍奮闘状態に。唯一信頼する仲間ベンジーを引っ張り出し、真実を追うが…
面白かった!何も考えなくてもひたすら面白い映画って久々に見た。しょっぱなからイーサンが飛行機の機体に飛び乗るスタントだけでも、ご飯3杯分軽く行ける。