渚にて

旅行、音楽、読書、日常の雑記をつれづれに。

さよならなんて言えないよ!/DWほかGleeのコーリー追悼

一カ月くらい開きました~みなさんお元気でしょうか。
忙しさにかまけていたらいつの間にか梅雨と夏に突入していました。
先月の妄想日記の後で計画にもならない計画を立てて、ギリギリ飛行機の予約を取り付けて行ってきましたイギリス。
オタクの目的を叶えるだけの旅ですが、行きたい場所を大体回ることができたので振り返ると満足です。旅の様子はいずれ…と言って、毎回旅日記が途中になっているので、どれか一つを終わらせたいなあ。

それから、いまさらですが、Doctor WhoMatt Smithの降板が決定しましたね。今年のクリスマススペシャルを最後に12代目へバトンが受け継がれるようです。これもまたイギリスを目指す一つの目的になりました。
ドクター4年目で前々から噂はあったけど、やっぱり決まっちゃうと寂しいな。
それでもライアン・ゴズリングの映画に臨んで頑張っているマットを応援したいです。
世界のWhovianに向けたメッセージもこちらに。



ごずりんの映画用にあのトレードマークの髪型を剃りあげちゃいまして、どうやらドクターカツラ着用しながら50周年撮影に臨んでいるのかな?

こちらにはまだ上げていなかったですが、イギリスで11月23日放映予定の50周年記念スペシャル(3D)で共演する10代目DoctorのDavid Tennantと11代目のMattも。


さらに今日はショックなニュースが飛び込んできました…。
あのGleeで、中心メンバーのフィンを演じたCory Monteithが急逝したという知らせ。
まだ31歳の若さなのに、言葉がありません。

ドラマで共演したヒロインのLea Micheleとはプライベートでもカップルで、2週間後には結婚式も控えていたという話で、まるで何かの冗談なんじゃないかなって思ってしまいました。
それまで苦手なほうで、あえて避けて通っていたティーンズものドラマにうっかりはまって、洋楽にもまた興味が戻ってきて…といろんなきっかけをくれたGleeでした。
Coryはいい声だったなあ。またLeaと共演してほしかった。

私の好きな回は、Glee仲間でゲイのカートの父親とフィンの母親が再婚して、二人は事実上兄弟になるんだけど、偏見の厳しい地方でなかなかカートと素直に接することができないフィンが、母親たちの結婚式でついにカートと打ち解けようとして歌を歌うシーン。本当に泣けた回です。

Gleeはアイドルメーカーなティーンズドラマかもしれないけど、雑草が主役になるところをちゃんと描いてくれるドラマでした。
Coryが演じたフィンもその一人。高校のアメフト部のエースだけど自分の道に悩み、Gleeに所属しながらも人目を気にしてあまり声高にそれを叫べない。恋もどっちつかずのところがあって、優柔不断で、結構どうしようもなくバカ。それでも時々何もかも振りきって勇気を見せるから、なんだか嫌いになれない。「しょうがないなあ、フィンは」で笑って見守れちゃう。そんなところが好きでした。

Coryは昔、両親の離婚が原因でドラッグに浸ったことがあったらしく、その後更生したけど最近はまた施設に入っているというニュースも以前聞いたことがあります。そこにLeaも付き添っていたということも。
芸能人だから、まあ正直いろんなことがあったのかなと思います。彼のことをすごく好きとか、よく知っていたとも言えないけれど、彼の声は好きだったな。
だから切ない。もうそこにフィンがいないのが。フィン以外の役をするこれからのCoryがいないことが。
ヒースの時もそうだったけど、若い人の死は本当に突然で、一瞬思考が途絶えてしまいます。
最初は「何で」「どうして」とかそればっかりで、後は生きて動いている姿ばかりが浮かんでくる。それしか知らないから、そこで時間が止まったのをだんだんと理解して、それが思い出になるのをただ待つばかりになって…。
もったいないなあ。本当はもっといろんなことをしたかっただろうになあ。

あと、冗談も兼ねてるかもしれないけど、微妙に噂のあった「Taylor Swiftとちょっと共演したいなあ」と言ってたことも実現してほしかったな。
今はただ冥福を祈るばかりです。