渚にて

旅行、音楽、読書、日常の雑記をつれづれに。

Around the world/Cello Song

仕事の帰りがけに、NHKFMでかかっていた鈴木良雄さんゲストのジャズ番組がよかったなー。
私はジャズ自体は全く詳しくないんだけど、周囲に好きな人たちがいたおかげで、たまに聴く機会があると見に行ったり聴いたりしています。ここらは本当に不思議な縁だな―。今回の旅も、よくよく考えればジャズがなかったら考えなかったかもしれないよ(笑)。
鈴木さんのことも知らなかったんだけど、有名なベース奏者さんなんですね。へええ(素人なんです本当に!)。

Milestone1, 鈴木良雄trio@金沢21世紀美術館2007




昨年発売されたギターの増尾好秋さんとのデュオ作品『AROUND THE WORLD』に収録されている、コーヴァリスという曲がよかった。ジャケも可愛らしい。いわばフュージョンなのかなあ?関連解説


聴いているうちに、ジャズじゃないんだけど、何となくNick DrakeのCello Song(1969)を思い出した。



Strange face, with your eyes
So pale and sincere.
Underneath you know well
You have nothing to fear.
For the dreams that came to you when so young
Told of a life
Where spring is sprung.

You would seem so frail
In the cold of the night
When the armies of emotion
Go out to fight.
But while the earth sinks to its grave
You sail to the sky
On the crest of a wave.

So forget this cruel world
Where I belong
I'll just sit and wait
And sing my song.
And if one day you should see me in the crowd
Lend a hand and lift me
To your place in the cloud.

「僕らがいるこの冷たい世界のことは忘れよう
僕はただ座って待って
自分の歌を歌っていよう
でももし君が、人ごみの中で僕を見つけたなら
引っ張り上げるのに手を貸してくれないか
君のいる、その雲の上まで」

Cello songといえば、近年フィギュアスケート小塚崇彦君のプログラムに使われていてびっくりしました。一体誰が選んだんだろう。
孤独が染みいるときに、好き好んでよく聴いていたTime of no replyも忘れがたい名曲です。



昔リンクしたことがあるNick Drakeのファンサイトを発掘!大好きだ。
Sunday Flute