渚にて

旅行、音楽、読書、日常の雑記をつれづれに。

Doctor Who:The Snowmen/リチャード登場

試験があったので更新が遅くなりました。そうこうしているうちに先週17日、BBC局を挙げてのChildren in Need(毎年恒例の子どものためのチャリティー特別番組)枠内で、今年のDoctor Whoクリスマススペシャルのトレイラーが初公開されました!

新しいコンパニオンとなるジェンナとの初めての作品となるわけですが、舞台はどうもちょっと古いビクトリアっぽい時代のようで、春からの新シリーズのコンパニオン・オスウィンとは違うみたい。あれはどう見ても現代だし、過去の人を未来に連れて行ったらそれこそパラドックスだものなあ。ジェンナの役名もクララです。
同日にサブタイトルが公開され、スティーヴン・モファットと主演のマット・スミスのインタビューが紹介されていました。毎度の如く意訳なので、ミスがあったらごめんなさい!
(*以下、シリーズ7やクリスマススペシャルのネタバレを含むので注意)
Steven Moffat said:
“The Doctor at Christmas is one of my favourite things – but this year it’s different. He’s lost Amy and Rory to the Weeping Angels, and he’s not in a good place: in fact, he’s Scrooge. He’s withdrawn from the world and no longer cares what happens to it. So when all of humanity hangs in the balance, can anyone persuade a tired and heartbroken Doctor that it’s time to return to the good fight? Enter Jenna-Louise Coleman…”
ティーヴン・モファット
「クリスマスのドクターは大好きな作品の一つだ。だが今年は状況が違う。彼はWeeping Angels(前シリーズのラストエピソードの敵)のためにエイミーとローリーを失い、ふさぎこんでいる。彼はまさにスクルージディケンズの『クリスマス・キャロル』の偏屈な年老いた主人公)なんだ。世間から身を引き、何が起きようと気にかけることはない。こんな風に人間らしさがぶれているとき、誰がこの疲れて傷ついたドクターに、戦いに戻るときだと説得できると思う?そこでジェンナ=ルイス・コールマンの登場だ…」
Matt Smith commented:
“For this year’s Christmas special we have the wonderfully villainous Richard E Grant as Doctor Simeon – as well as lizards, Victorian assassins and deranged warriors from the future, who all return to convince the Doctor that he should board the TARDIS again and save the world. Add to that Jenna-Louise Coleman, and so begins the Christmas Special 2012. I hope everyone enjoys it!”
マット・スミス
「今年のクリスマス・スペシャルは、リチャード・E・グラント演じるドクターシメオンという素晴らしい敵を迎えるんだ…それからリザーズ、ビクトリアンスタイルの暗殺者やおかしな未来の戦士もね。彼らがきっかけで、ドクターはまたターディスに乗り、世界を救うために舞い戻ろうと決める。ジェンナ=ルイス・コールマンを仲間にしてね。これがクリスマススペシャル2012の始まりだ。皆が楽しんでくれることを願ってるよ!」

マットのネタバレ具合が容赦ねえな(涙笑)!!!
リチャード・E・グラントは『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』やアルトマンの『ゴスフォード・パーク』などに出演しています。あまり知られていないようですがこれまで二度Doctor Whoにかかわったことがあるそうですね。
一度目はローワン・アトキンソンなどが出ていた、コメディースケッチのDoctor Who and the Curse of Fatal Death(1999年のRed Nose Dayで放送)で10代目ドクター役を、03年にはDoctor Who40周年記念のフラッシュアニメScream of the Shalkaで9代目ドクターの声を当てています。
このシリーズは89年に一度止まっていたシリーズの続きとみられていましたが、05年からの新作シリーズで色々吹き飛んだっぽいですね…(Wiki参照なので誤りがあるかも。すみません)
一時は新シリーズのドクター役も噂されていたようです。脚本はDoctor Whoのベテランライター、Paul Cornell。

あとDW関連の情報としては、「50周年記念に大人気の10代目ドクター、デヴィッド・テナントが登場か?」が出てきました。
マスター役だったジョン・シムもとか、その筋の噂はいろいろあると思うんですが、ドクター揃い踏みってモファットの許容範囲がどれだけあるかっていうのがみそな気がしています。あまりよく知らないけれど、シャーロックとドクターのコラボを頑として認めない辺り、自分が手がけた作品にはかなりのこだわりがある気がして…。だから期待半分で待っていようかな。

あとこっちでは書いてませんでしたが、Thor2は今朝がたようやくトム・ヒドルストングリニッジ入りしていたという情報が流れてきました。
*追加情報
トムはグリニッジで撮影は行わず、何かの販促用で来ていたようです。もう帰っちゃったのかな。ざんねん!