渚にて

旅行、音楽、読書、日常の雑記をつれづれに。

Doctor Who:次のシーズンにあの仇敵が登場

DW公式が昨日から「明日に何か重大な発表があるよ…うふふ」(意訳)みたいなことを呟いていたので、一体なんだろうと思っていたのですが、今日やっとお知らせが届きました。
2013年春に放送されるDoctor Whoシーズン8で、あのサイバーマンが再び登場し、地球を混乱に陥れます!!

Confirmed for 2013: Cybermen and Stellar Cast(BBC)

(いや、だからサイバーマンって何…)と思った人、私も同じだ(爆)。
だってまだ本編すらまともに見てないもの。でもDoctor Who関連の写真ではよく見たことがある、外見がブリキのロボットみたいな敵です。
初出は1965年の初代ドクター時からで、ダーレク同様往年のファンにもおなじみの敵といったところでしょうか。ただ、ダーレクが当初からあまり姿かたちを変えない一方で、サイバーマンは少しずつアップグレードを繰り返しながら地球を脅かしてきた模様。どうやら全部がロボットというわけではなく、サイボーグの一種らしいよ。
近年の新生Doctor Whoでは06年のシリーズ中、パラレル世界の宇宙で登場、11代目にも少し出てきたんだっけ。また、Doctor Whoのスピンオフドラマ、『トーチウッド』にも出てきたことがあるそうです。

The Cybermen



顔はとぼけた顔なんだけど、この無表情が大群でやってきたら怖いだろうなあ。
このエピソードは、ステファン・ウールフェンデンが監督、脚本は前のエピソードDoctor's Wifeで、SF作品の賞として名高いヒューゴー賞を獲得したニール・ゲイマンが手掛けるようです。
主演のマット・スミスや新しいコンパニオン、ジェンナのほか、ゲストにワーウィック・ディヴィス(『ハリーポッター』のフィリウス教授役)、タムジン・オウスウェイト(イギリスでお馴染みのソープオペラ・EastEndersのメラニー役だった)、ジェイソン・ワトキンスらが出演する模様。

インタビューの中で、リードライターと制作総指揮を務めるスティーヴン・モファットは次のように語っています。
Steven Moffat, Lead Writer and Executive Producer, told us, ‘Cybermen were always the monsters that scared me the most! Not just because they were an awesome military force, but because sometimes they could be sleek and silver and right behind you without you even knowing. ’ He added, ‘And with one of the all-time classic monsters returning, and a script from one of our finest novelists, it's no surprise we have attracted such stellar names as Tamzin, Jason and Warwick.’
サイバーマンは私をもっとも縮みあがらせた怪物だよ!その恐るべき軍事力もさながら、奴らはあのなめらかに輝く銀色の体で、気づかぬうちに君の背後に忍びよるんだ」
「遡っても昔からお馴染みの怪物の一つだし、我々の素晴らしい小説家の手による脚本だからね。タムジンやジェイソン、ワーウィックといった名優を魅了したとしても何の不思議もない」
(意訳かつ名前の読みはあいまいですが勘弁を)

というわけで、次のDoctorの放送は12月25日のクリスマススペシャル、そして明けて春からのこのシーズン8となります。
うわー早く過去作品を見たいよ…!

ところでEastEndersでいうジャンルの「ソープオペラ」とは、日常をつづった連続ドラマの意味で、専業主婦が視聴対象ということで石鹸会社が広告主だったからこの通称が定着したんだそうです。
あれって本当に長くやってたんだね…あれだよね、イギリス版『渡鬼』って言われてた…昔イギリスに行ったときにも昼辺りにやってたな。え、まだやってるの??!!むしろそっちにびっくりだよ!!!
コックニーが学べるドラマだそうだよ(笑)